puis-je

不惑すら遥か彼方。

730日前の夢

2年前に見た夢の話がSNSで浮かんできたのでこちらに書き留めておく。

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連休最後の日の前の晩、奇妙な夢を見た。

北関東の何処かにある、そこそこ大きな企業の持つ化学工場に就職の面接に行く夢。
工場の隣にある古びた事務棟で、約束の時間が来るまで待っている。

ふと気がつくと、上半身裸である。
こんな格好で面接など受けられる筈がない。
時計を見て、まだ少し時間がある。
私のほかにも面接を受ける人が大勢いて、階段の下まで並んでいる。
その中をかき分けて下りて、慌てながら建物の外へ。
雑木林を抜けて通りに出る。
何処かにシャツを売っている店はないか。

店を探している私の姿は、ちょうど「ねじ式」に出てくる少年のような格好で、夢の中で自分が「ねじ式」の少年のようだ、と思ってしまってから、なぜか右手は左腕をおさえたままになってしまい、不自由なことこの上ない。

古臭い商店街にはシャツを売っている店はなく、工場の事務棟のすぐ近くにある神社の境内に戻ると、縁日のお店のようなところで平台に衣類を置いて安売りをしている。
片っ端からワイシャツを探すが、お婆ちゃんが着るような不思議な柄のシャツか、あるいは竹内力が好みそうなシャツばかりで、無地のワイシャツなど見つからない。

同じ店の中にはもう一人の客がいて、それは工場の事務棟の責任者である重役だ。
必死でワゴンの中を探している私を、不思議そうな表情で見ている。
重役は温厚そうな人物に見えて、これから働く環境の事を思って私は少し安心するが、すぐにまだ入社どころか面接を受けてもいない事を思い出し、引き続きシャツを探す。
シャツはなく、約束の時間を4分ほど過ぎたところで諦めて、事務棟に戻る。

いや、もしかしたら妥協して、比較的地味目のシャツを手にしていたのかもしれない。
そのあたりが曖昧なまま、夢はそこで終わり。

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